子どもが大学にあがり、公立高校より高い学費になりました。
さらに中学生二人。
もうすぐ受験なので、塾代がかかります。
そう、教育費は膨らむばかり。
家計の固定費をあらためてみると、生命保険の保険料支払いが2件あるのが気になりました。
ひとつは学資保険。
ひとつは元学資保険で、今は転換して終身保険。
この保険の支払い、やめられないかな。
解約…。
いや、解約は損だって、前営業の人に言われたし。
ならば、支払額を減らせないかな。
今は支払い方法が毎月払いなので、年払いすれば安くなるかも。
2つの保険はそれぞれ違う会社で契約しているのですが、そのうち終身保険を契約している会社の窓口にいって聞きました。
「現在は毎月払いですが、年払いしたら安くなりますか?」と尋ねたところ、支払い回数を毎月払いから年払いに変更した場合の計算書を出してくださいました。
毎月1万円数千円払っているのですが、それが年払いになると1年当たり、3000円ちょっと安くなるそうです。
うん?
3000円を12ヶ月で割ると?
年払いでドンと払った場合、毎月250円ほど安くなるって言うこと?
毎月250円オトク。
1年で3,000円オトク…。
あんまりインパクトないですね。
でもこれが10年年払いすればな、3万円オトクとなります。
おお、契約時から年払いしていれば20年で6万円。
終身なのでまだ保険の支払いは続きます。
学資保険だったら0歳で加入して、20年払うとした場合、最初から年払いにしておけば、数万円オトクということになります。
となると、結構違ってきますね!
子どもが小さいときのほうが家計に余裕があったから、最初から年払いにすればよかった…。
じゃあ、毎月払いから年払いに変えよう!と思っても
「すいません、今は変えられません。」とのこと。
理由は契約月が11月だから。
4月から10月分までを毎月払いで支払い、
契約月である11月の約1ヶ月手前にならないと、年払いへの切り替え手続きができないらしいです。
※あくまでこの会社の場合です。
しかも保険会社でのマイページでの手続き不可ときた。
なんだ、またこなきゃいけないんだ。うーん。
保険のこれからの支払い予定金額をまとめてどん!と入金することも出来ます。
結構な額を支払うので、支払い金額としては年払いよりも安くなるのかな、と思い、興味本位で前納した場合の計算書も見せてもらったのですが、予想ははずれました。
保険会社としては前納で受け取ったお金は預かり、毎年保険金として充当していく形らしく、「それじゃあ年払いと一緒じゃん!」というオチでした。そして、支払い総額は毎年年払いした金額とあまりかわりません。(数千円違ったような)
各支払い方法に関しては、以下の生命保険文化センターの説明が分かりやすいです。
保障を小さくすることによって、保険の支払いをやめることもできるそうです。
保険料の支払いをやめたいなら、「払い済み」が使えます。以後の保険料の払い込みを中止するが、保険を解約しない方法です(金融広報中央委員会ホームページより)
今は保険料を支払うつもりだけど、将来支払うことが苦しくなったら、いくらかの保障が残る「払い済み」にして、そのまま解約ができる年以降になるまで待つもの手のような気がしました。
とにかく、解約したら損!
・年払いにすると総支払額が安くなる。
・支払いが苦しいなら払い済み保険にして支払いを止めることができる。
・解約は損。
各保険で状況が違うかもしれないので、確認してくださいね!