私は、家計簿アプリの大御所『マネーフォワード ME』をかなり前から使っています。
なんといっても、いろんな銀行残高、カードの利用状況が、『マネーフォワード ME』で連携さえしておけば、アプリにアクセスするだけですべて見えるっていう点がすばらしい!各金融機関サイトにログインする手間がなくなり、すごく便利です。
ただ、わたしは家計簿自体はエクセル派。アプリだと縦長の小さな画面で数値の一覧性にかけるというか、どうしても集計画面が納得いかず、未だにエクセルです。アプリで直近の利用状況をみてエクセルに転記。アプリではただ金融サービスの利用状況まとめてみえればいいのです。だから、ずっと無料会員で利用していました。
ただ、残念なことに『マネーフォワード ME』の超お気に入り機能である「金融関連サービス連携」については、昨年2022年に連携数の縮小が発表されました。これまで10口座まで連携が可能でしたが4口座に減少することになります。
もうすでに、無料会員は2022年12月7日(水)に連携数が変更されたようですが、私は2015年より前から『マネーフォワード ME』を利用している特典として、2023年5月7日(日)まで待ってもらえるという特別待遇?で猶予されています。でもね、時間が経つのは早いですね。案内があった去年の年末からあっという間に4月になり、来月は5月で、もう連携数変更期限が近づいています。『マネーフォワード ME』の連携をいくつかきることも考えたのですが、なかなか4以下にはいらない。夫婦で別々の口座をもって、別々のカードを持っていて、しかもお店によってカードやポイントを使い分けていたりすると、今までどおり10近くは欲しいところです。このまま「金融関連サービス連携」の数を絞られてしまったら『マネーフォワード ME』にアクセスしてもお金の流れが見えるという状況ではなくなってしまいます。私にとって、家計簿アプリの要は連携数なんです。
いちいち金融サービスにログインして確認するなんて絶対イヤ!
ということで、他の家計簿アプリの連携数はいくつなんでしょうか?乗り換えも視野にいれつつ、調べてみました。
無料会員・プレミアム会員どちらも上限なし
『マネーフォワード ME』と同時期にサービス開始した「家計簿アプリ Zaim」。連携先も豊富で、しかも無料会員でも提携数に上限がないようです。
参考 銀行・カードの登録数に上限はありますかよくある質問|家計簿アプリ Zaim
50社まで金融サービスを登録可能
Moneytreeは連携先は50社までいけるようです。ただ、連携範囲はPCは未対応でスマホアプリだけというのが残念です。
無制限、または50社まで金融サービスを登録可能なのではないか。
画面がかわいいmable。利用料無料。使ってみたい家計簿って重要ですよね。三菱UFJ銀行の家計簿アプリで、三菱UFJ銀行口座を持っていなくても利用できます。連携はマネーツリーの技術を使っているようですが、mableだと利用料無料で連携数が無制限になるとか。でも、mableのホームページをみても、連携数に関する情報がない…。Twitterの情報元を載せておきます。
ただ、こちらもMoneytreeとおなじくスマホだけでPC非対応…。
提携数無制限。
楽天銀行の口座サービスを利用していて見つけた資産管理サービスであるマネーサポート。楽天銀行の口座を持っていないと利用できませんが、マネーサポートは連携数が無制限です。そして、ついでに発見したのが、利用料無料でも明細のCSV出力ボタンがあるんです!エクセル派の私には転記にすごく役立ちそうで魅力的!早速試すためいろいろ連携させてみました。
提携している金融機関数もマネーフォーワードやZaimよりかなり少ないようですが、私の場合メインのものは提携させることができました。(ただ、わたしの使い方が悪いのか、イオンカードの連携がうまくいかないようで、認証しても一部しか取引を取り込めませんでした…。)
マネーフォワードは銀行利用者向けの専用アプリを提供しています。そのアプリだと無料プランでも連携可能数が10件までできるようです。(2022年4月現在)連携数が4だとつらいけど、10ならいける、という方、意外といらっしゃるのでは?
対象は以下の口座を持つ方となります。
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友信託銀行
- みずほ銀行
『マネーフォワード ME』以外の家計簿アプリは、無料で使っていても意外と連携数が豊富なんだなぁというのが新しい発見でした。いくつかのサービスも実際試してみましたが、なんといっても面倒なのは連携作業。各金融機関の契約番号、パスワード等の入力をやりつつも、いくつの家計簿アプリを設定するうちに慣れてきて、作業ついでに金融機関情報の整理もできました。さらには、金融機関のアプリもインストールして明細確認できるよう設定しました。
そうやって、いろいろ試してみた結果、指定期間の利用状況を確認したいならZaim、取引確認の詳細は各金融機関のアプリ、いくつかまとめて取引をCSVダウンロードしたいなら楽天銀行のマネーサポート、といった風に3つを使い分けることにしました。
でもね、『マネーフォワード ME』に慣れているのなら、有料プランにするのが楽な気がするんですよ。
『マネーフォワード ME』は提携数が豊富で、今後も株や資産など、新しく出てくるサービスも積極的に連携し、金融資産状態を一括で確認できるよう努力してくれるでしょう。『マネーフォワード ME』がいうように、プレミアムプランへの移行が一番いいのかもしれません。