(株)インターネットイニシアティブが提供する格安SIMや最新スマホ提供サービス「IIJmio(アイアイジェイミオ)」は、メイン料金プランの一部をデータ容量増量、改定すると発表しました。
増量となるデータ量は、「IIJmio」モバイルデータサービスの ギガプランの内、4ギガプラン・8ギガプランの二つです。
「4ギガプラン」 データ容量を5GBに増量して「5ギガプラン」へ改定
「8ギガプラン」 データ容量を10GBに増量して「10ギガプラン」へ改定
提供開始日は2023年4月1日から。すでに対象プランを契約している方は、特に手続きは必要なく、4月から適応になるそうです。
4ギガプランは1GBアップ、8ギガプランは2GBアップ!容量は余裕があったほうが使いやすいので、この改定は嬉しい限りですね。
今回4ギガプランが新5ギガプランに増強されますが、料金は税込990円のままです。「IIJmio(アイアイジェイミオ)」と同じMVNO事業者である「OCNモバイルONE」ですと、税込990円で3GBなので、「IIJmio」は今回の増強で少し引き離した感があります。
よく似た容量、金額帯では、ソニーグループが提供する「NUROモバイル」ですと、同じく5GBで税込990円です。ただし、バリューデータフリーオプションをつければアプリのLINEで使用するデータの一部がノーカウントになるので、LINEのヘビーユーザーなら「IIJmio(アイアイジェイミオ)」より「NUROモバイル」のほうがお得かもしれません。
「IIJmio(アイアイジェイミオ)」は、4月からのプランでは、2ギガ、5ギガ、10ギガ、15ギガ、20ギガとなります。
私は「IIJmio(アイアイジェイミオ)」を子どもと一緒に利用しています。私は4ギガプラン、子どもは2ギガプランで契約し、データシェア中で合計6GB利用可能。今回4月の変更で、1GB容量アップするので、少し容量に余裕が持てるようになります。過去のデータ利用量をみても、私は2~4GB、子どもは1~3GB使っている状況で、どちらかが使えばどちらかが使わない形でなんとかやりくりしていていました。本当にこの変更はありがたい!
私の場合はこのままで大丈夫ですが、今回、容量アップ対象プランを契約している方やその前後のプランを利用している方は一度利用容量を確認して、契約を見直しするといいかもしれません。
毎月の利用容量として8GBだと足らないけれど10GBあれば間に合う、という方なら新10ギガプランに契約容量をダウンすることも可能かもしれません。月300円オトクになります。
15ギガプラン(税込1,800円)
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新10ギガプラン(税込1,500円)
現在8ギガプランと4ギガプラン、合わせて12GBをシェアしている場合で、十分容量が間に合っているという方もいるでしょう。今回のデータ容量アップで新10ギガプラン+新5ギガプランの合計15GBになり、容量が3GBアップします。でも、「そんなに要らない」「そもそも毎月容量が余っている」という方は、契約容量ダウンも検討できそうです。
8ギガプラン+4ギガプラン(税込2,490円)
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新10ギガプラン+ 2ギガプラン(合計税込2,350円)
月末になると残容量がなくなってきて苦しい、容量を消費しない「低速通信」に切り替えないと間に合わない…、という方は、今回のデータ量アップは朗報です。例えば、4ギガプランと2ギガプラン、合計6GBをシェアしている場合、ひとつプランを新5ギガプランにアップするだけで、4月から合計10ギガの容量が手に入ります。なんと100円追加で4GBアップ!
4ギガプラン+2ギガプラン(合計税込1,840円)
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新5ギガプラン+ 新5ギガプラン(合計税込1,980円)
契約容量を下げてもいいし、ゆとりを持たせるためにあげてもいいように感じる今回の「IIJmio」のデータ容量増量。節約のためには、Wi-fiを使わない外でデータ通信しない!と決めることが大事。反対に、ゆとりある毎日のために、お手頃な価格でネットを楽しむのもいいですね。一度契約容量と外でのネットの使い方を確認してみてください。