ドライヤー2本持ちスタイル

初めて行った美容室で、興味深いものをみた。カット担当の女性が「いったん髪をかわかしますね～。」と、をドライヤーを当て始めたとき、なんとドライヤーを2本持ちしているではないか。持っているドライヤーは、美容室でよくみかけるガッシリしたドライヤー、Nobbyだ。

しろちゃんねるノビードライヤー美容師がオススメする自宅でも使える万能ドライヤー！！より。

とても小さいとはいえないドライヤーの持ち手を片手で2本つかみながら温風を髪にあてている。温風は当然2本から出ているけれど、音はそれほどうるさくない。しばらく2本持ちで乾かした後、1本はおろし、一本のみで乾かしはじめた。少し風速をあげたのか、ウィーーンと高い音を鳴らしながら乾かし始める。その後ドライヤーを置き、カット再開。ふと、近くで違う店員さんがブローをしているのを見た。やはり2本持ちだ。このお店のスタイルなのか。

「2本持ちすると、乾くのが早いですか？」と聞くと、女性は「やっぱり、早いですね～。」と大きくうなずいた。小柄な女性は、最初2本持つことができなかったらしいが、肘や腰などでドライヤーを安定させることで、なんとかできるようになったと言う。ただ、ブローになると、片方の手でブラシを持たないとセットできないため、片手でドライヤー2本持ちを維持することは難しいらしい。男性だと手が大きいことと、力があるからか、2本持ちのままブローすることができる人もいるという。うーん、見てみたい。

家のドライヤーからカラカラと音がし始めたとき、熱を持つ家電だから買い替えを検討していた。温風の温度、風速、重さ、騒音の大きさ。いろんな要素があるが、温風があたる面積なんて考えていなかった。目からうろこだ。普通のドライヤーも、風の噴出し面積を大きく広げると、女性では持てないくらいにの大きさになってしまうだろうか。もしや、この2本持ちスタイルを真似ようと、ドライヤー2本連結グッズみたいなものも、すでにあるのでないか。ネットで検索してはみたら、意外と簡単に見つかった。